"生きて"なんて軽々しく言えないけどさ、


丁度一年前の9月11日、もうピークに精神がおかしくなっていた私は駆け込みで精神科に行ったけど勿論予約なんてしていないので追い返され、を夜に3件も繰り返した。泣きながら精神科の受付にいっても予約してねと言われるだけで(当たり前)どうにもならず結局泣き疲れ果てて夜の駅のホームで座ってた

どうにもならなくて帰ってもどんどん落ちて自死を選んでしまう未来しか見えなくて帰らなかった、私は長女なので強がっているタイプだったけれど、初めて母親に死にそうで帰れないって連絡した、ずっとずっと連絡してくれた、私が帰れるようになるまで、ずっと話を聞いてずっと答えてくれた

美味しいものをたんまり買って、1人でカラオケに行ってみた、その時もずっと母親と連絡してた、母親の前で泣いてしまいたくはなくて電話は出来なかったけど、LINE、1回も既読がつかないメッセージはなかった、多分ずっと開きっ放しにしてくれてた、安心できるようにしてくれてた

ずっと怖かった、自分が本当に自死を選んでしまうなんて想像もしたくなくて泣いてた、よく分からない感情、死にたくないのに死んでしまうかも、みたいな、苦しかった、精神科を追い返されたことで余計に誰も助けてくれないってなってたんだと思う、結局、結局、みたいな

それからしばらく続いたけどなんとか乗り越えて、毎年この時期はなんかちょっとしんどかったんだよね、でもなんか今年は大丈夫かもって思ってね、話してみた、これは何かの変化かもって思ってさ

だから私は、生きて、なんて軽々しく言えないけど、貴方の全部を許したい、ただ何も言わず横にいたり笑ったりしたい、悪いことだって笑って聞いちゃうくらい、なんとなく横でずっと手を握ってくれているだけで、救われること、私は知ってるから

多分長く私のことを見てくれている人は私が1年前にツイートしちゃった「死んでしまいそうでどうしたらいいか分からない」を知ってる、あの時はごめんね
空ちゃんがすぐLINEしてくれたことも、私はずっと忘れない、あの時のこと。